「原発ゼロをめざす長崎連絡会」が呼びかける「いますぐ原発ゼロへ!ながさき『あじさい行動』」が1日、長崎市の市役所前で取り組まれました。
参加した14人が「福島原発ALPS(アルプス)処理水海洋放出やめろ!」「なくせ!原発」と書かれた横断幕を掲げ、アピールしました。
参加者がリレートークし、同連絡会の川尻瑠美事務局長は「福島第1原発ではアルプス処理水の海洋放出が8月から行われ、3回目が終わった。政府は『関係者の理解なしにはいかなる処分も行わない』との漁業者との約束を破り強行した。これは、海洋放出ではなく海洋投棄ではないか」と批判。安上がりな海洋放出ではなく、地下水流入を防ぐための抜本的な対策を政府は取るべきだと訴えました。
川嵜一宏さんは「原発をこのまま続けると二酸化炭素が減らせるというのか、全くでたらめだ。岸田政権は政治献金をもらっている電力会社におもねる政治を続けている」と批判しました。
広島からの修学旅行生たちが立ち止まり聞いていました。
(「しんぶん赤旗」2023年12月4日より転載)