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汚染水放出に抗議・・反核医師の会が声明

 核戦争に反対する医師の会(反核医師の会)は25日、東京電力福島第1原発事故で発生した汚染水(アルプス処理水)の海洋放出を政府と東電が強行したことに断固抗議し、即刻中止することを求める声明を発表しました。

 声明は、国外からの反発が強まり、国内でも地元関係者や国民の理解を得たとは言い難い状況だと指摘。今回の決定を「極めて不誠実な対応であり、民主主義の原理原則に反する」と批判しました。

 処理水についての検証も説明も不十分なままでの海洋放出は「東日本大震災による塗炭の苦しみから懸命に復興してきた東北、福島の人々にさらなる苦痛を強いるものであり、断じて容認できない」などとしています。

(「しんぶん赤旗」2023年8月27日より転載)