泊原発を再稼働させない・核ゴミを持ち込ませない北海道連絡会(泊・核ゴミNO!北海道)は5日、札幌市の大通公園で「泊原発を再稼働させるな」「核ゴミを北海道に持ち込ませるな」と集会と大行進を行いました。
こどもの日のこの日は、11年前に泊原発が停止した日として「子どもたちの未来のために声を上げよう」との呼びかけに、江別や恵庭、苫小牧や釧路など全道各地から多くの人が駆け付けました。
堀一副代表があいさつ。道内に70ある脱原発の市民団体の中から5団体が、リレースピーチをしました。
集会後のパレードでは、「政府の政策によって、二度と原発事故が起こることのないように」「北海道の自然と産業を守るために、声を上げましょう」と呼びかけながら行進。毎回参加していると話す中学3年生と小学5年生の姉弟もノボリを持ち、手を振りながら道行く市民にアピールしました。
カナダとインドからの旅行者が賛同し参加者と交流する姿や、沿道で行進の様子を見ていた40代の市民が「核のゴミを北海道に持ち込ませない」のコールに、「核ゴミを道内に持ち込まれるのは、道民としてイヤです」と共感を示しました。
(「しんぶん赤旗」2023年5月6日より転載)