原発問題全道連絡会と国民大運動北海道実行委員会は8月10日、福島原発事故を忘れないと、「イレブンアクション」宣伝を札幌駅前で繰り広げました。
ロシアがウクライナ侵略で再び原発施設を攻撃、占領したことに怒りが広がり、原発ゼロと「核のごみ(高レベル放射性廃棄物)持ち込みノー」を訴え。泊原発再稼働を認めるなと知事に要請する署名を呼びかけました。
「暑い中、頑張っていますね」と声をかけた80代の女性は、ロシアの原発攻撃に恐怖を語り、「このような運動が大事ですね」とサイン。年配の男性は「ロシアはひどい。泊原発で事故が起きたらおしまいだ」と憤りながら署名しました。
40代の男性は「地震大国の日本で原発そのものに問題がある。寿都(すっつ)町や神恵内(かもえない)村の核ごみ処分場設置も、近くにいたら誰もが不安に思う。僕は反対です」と語りました。
自転車に乗った40代の女性は「利益のために、道民を危険にさらすのはあり得ない」とペンを握りました。
道原発連の堀一代表委員はロシアの原発攻撃を糾弾し、「54基の原発が攻撃されれば人が住めない国になる。命と安全を守るために一日も早く泊は廃炉に」と訴え。道労連の三上友衛議長、日本共産党の畠山和也元衆院議員がマイクを握りました。
(「しんぶん赤旗」2022年8月13日より転載)