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おんぼろ原発 動かすな・・オール福井連絡会 再稼働反対訴え宣伝・署名

訴える林さん(正面)と参加者ら=6日、福井市

 福井県内の老朽原発再稼働をめぐり、地元同意に向けた動きが緊迫化する中、再稼働反対を呼びかける座り込みや宣伝・署名の取り組みが6日、福井市で実施されました。オール福井反原発連絡会の主催で、8日まで行われます。

 JR福井駅西口のハピテラスの会場では、福島の写真が展示され、福井のうたごえのメンバーらが、老朽原発再稼働反対の思いを込めた新曲を披露しました。

 原発反対県民会議の宮下正一事務局長やオール福井の事務局を務める林広員さんらがあいさつしました。林さんは、この日、杉本達治知事と畑孝幸県議会議長が老朽原発再稼働の審議に向けて面談したと、緊迫した情勢を報告しました。そのうえで、7日は県に申し入れ、議会には請願・陳情を行うとして、「県と県議会に県民の声を届けていこう」と訴えました。

 日本共産党の佐藤正雄県議は、面談をききつけて直前に畑議長に対し議会として丁寧な審議を行うよう要望したと報告。「議長は各派代表者会議にはかりたいと答えた。国は老朽原発再稼働なら50億円を交付するなりふり構わぬ姿勢だ。最後まで県民のみなさんの声が議会に届くように頑張ろう」と呼びかけました。

 日本科学者会議福井支部の山本雅彦さんは、大型ビジョンを使って地震や老朽原発の危険性を訴えました。

(「しんぶん赤旗」2021年4月8日より転載)