首都圏反原発連合(反原連)は6月28日、首相官邸前抗議を行いました。参加者は、「原発ゼロで野党は共闘」「再稼働反対」とこぶしをあげてコール。参院選へ向けて、私たちの声が届く人をひとりでも多く国会に送ろうと訴えました。
官邸前から国会正門前にかけて集まった人たちは、「国民の多くは原発に反対している。この声を力に頑張ろう」「原発を推進する安倍政権に、選挙で審判を下そう」などと語ります。
埼玉県蕨市に住む仲内節子さん(74)は、官邸前抗議に参加してから今回で丸7年になるといいます。「いまの政治のなかで、私は原発と憲法を大事な問題だと考えて行動しています。参院選でも大事な争点です。この課題でしっかり頑張る人たちを、選挙で応援していきたい」と話しました。
日本共産党の吉良よし子参院議員がスピーチしました。安倍政権が原発に固執するなか、再稼働を思うように進ませず、国会には原発ゼロ基本法案が提出されるなど、一人ひとりの声が政治を動かすことを実感してきたと訴え。「今度の選挙も力をあわせて、原発ゼロを切りひらく国会にしましょう。私もその先頭に立ちます」と語りました。
この日は、320人(主催者発表)が参加しました。
(「しんぶん赤旗」2019年6月29日より転載)