「さようなら原発全国集会」が17日、東京都渋谷区の代々木公園で行われました。8000人(主催者発表)の参加者は「原発いらない」「安倍は退陣」の声をあげました。主催は「さようなら原発」一千万署名市民の会。総がかり行動実行委員会が協力しました。登壇者から「沖縄県知事選で辺野古新基地反対派の勝利を」「玉城デニー候補の勝利を」の声が相次ぎました。
「市民の会」呼びかけ人の鎌田慧さん(ルポライター)と澤地久枝さん(作家)が主催者あいさつしました。
原発ゼロ・自然エネルギー推進連盟会長の吉原毅さんは「主義・主張を超えて、国民の7割が“原発はいらない”と思っている。なくして困るのは、原発から利益を得ている、ほんの一部の人たちだけだ」と強調。原発の建物が地震に弱い事実などを伝え、「みんなの力で原発をなくそう」と呼びかけました。
東京電力福島第1原発事故に関わる訴訟の原告が登壇。「福島原発かながわ訴訟」原告団長の村田弘さんが「国と東電の責任を必ず認めさせる」と訴えると参加者が大きな拍手で応えました。
総がかり行動実行委員会共同代表の福山真劫さんは、福島県民と連帯する意思を表明。安倍9条改憲に反対する「3000万人署名」を集めきって、改憲阻止の運動をつくろうと呼びかけました。
集会後、都内をデモ行進しました。
(「しんぶん赤旗」2018年9月18日より転載)