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県民大集会 福島第2原発も廃炉へ・・署名20万人超を国会提出

東電に要請書を手渡す角田政志さん(右)=4月17日、衆議院第2議員会館

 「2017原発のない福島を!県民大集会」は4月17日、衆院第2議員会館で、東京電力福島第2原子力発電所の即時廃炉を求める20万4782人分の署名を国会に提出し、廃炉を求めて国、東電と交渉しました。

 東日本犬震災および原発事故から6年が過ぎた今も、8万人の福島県民が不自由な避難生活を強いられています。

 同集会は、▽第2原発を廃炉とし、福島県では原子力発電は将来にわたり行わない▽放射能によって奪われた福島県の安全・安心を回復し、県民、特に子どもたちの健康を長期にわたって保障する▽原発事故に伴う被害への賠償や支援を、国と東電の責任で完全に実施すること―を求めています。

 東電への要請では、同集会の角田政志実行委員長が「時間がたつほど、不安は大きく、将来の展望も影が出る。その根本原因となる原子力災害を二度と起こさないためにも、廃炉を明確に宣言してほしい」と求めました。

 東電福島復興本社副代表の林孝之氏は「現状を見て、しっかりと対応していく」と述べました。

(「しんぶん」赤旗2017年4月18日より転載)