東京電力は4月2日、南米チリ沖の地震で津波が到達する可能性があるため、福島第1原発の護岸付近で3日早朝に予定していた地下水の採取作業を中止すると発表しました。第1原発には夜間も作業員ら70~80人が勤務していますが、緊急時に備え招集態勢を確認しました。
東海第2原発 電源設置せず・・原電を注意へ
原子力規制委員会は4月2日、日本原子力発電が東海第2原発(茨城県)で停電時も監視力メラなどを機能させるための電源装置を期限内に設置しなかったとして、同社に文書で注意することを決めました。
規制委によると、原電は2013年10月末までに、停電時でも照明装置や監視カメラなどの機能が維持できるよう電源装置を設置する予定を立てていましたが、期限内にできませんでした。今年1月末に設置を完了したといいます。