関西電力は29日までに、放射性物質を含まない2次系配管からの水漏れで停止した美浜原発(福井県)3号機で、配管に穴が見つかったと発表しました。
3号機は調整運転中の17日、社員が2次系配管の弁周辺の保温材から水滴漏れを確認。18日未明に炉を停止していました。
関電によると、水漏れの見つかった配管周辺の保温材を取り外して外観点検を実施。その結果、直径約22ミリ、厚さ約3ミリの配管に縦約14ミリ、横約4ミリの貫通穴とその周辺の腐食が見つかりました。貫通穴の直上の配管の曲がり部を覆うカバーが、上下逆に取り付けられ、カバーの合わせ面から雨水が浸入する状態だったことも判明しました。2010年に実施した配管の工事の際に保温材を取替えていました。
美浜3号機は12月で運転開始から50年となります。5月にはタービン周辺からの蒸気漏れで手動停止するトラブルが起きています。
(「しんぶん赤旗」2026年9月30日より転載)