平成14年3月議会

私の一般質問・・・1、学校五日制の対策
         2、介護保険の問題
         3、原発増設と安全性

またもや「自然閉会」に!いったい誰のための議会?

 前回の十二月議会に続き、今回も「自然閉会」という形で終わってしまった三月議会の報告をします。

議案の審議・採決のあと「休憩」し「自然閉会」に!

 今回も「自然閉会」の原因は「議長」の争いです。
 最終日の本会議で「議長不信任案」が再び緊急動議で出されると耳にしていた議長が、先に休憩にし議会を再開しなかったため、自然閉会になってしまいました。

「政治倫理」の要項と条例二つの議案が廃案に!

 今回、平成十三年度補正予算案と新年度予算案を含む議案の審議・採決は本会議で終えていましたが、議員提案で出されていた「政治倫理」(議員が地位を利用し、私腹を肥やすなど不正を行わないよう定める)の要項案と条例案が審議・採決されず、廃案となりました。

議長へ「議会正常化」の要望書を提出

 「議長」の争いで議会がストップしてしまう議会のあり方は、早急に是正しなくてはなりません。
 日本共産党議員団は、四月二日、議長に対し「議長の責任において議会の正常化を求める」要望書を提出しました。
 議長は、「六月議会までに、正常化するよう努力する」と回答しました。

私の一般質問は次の通りです。

 学校五日制の対策

 いよいよこの春から、完全に毎週土曜日が休みになります。学校の週五日制は、十年前から段階的に始まりましたが、いまだに受け皿は充分と言えず、働くお母さんからは不安の声があがっています。 
 「敦賀市社会教育委員の会」が市に提出した提言にも、学童保育や児童館の拡充、公民館の活用などありますが、この提言をどう具体化するのか、学童保育、児童館の増設など、子どもの居場所づくりについて質問しました。
 教育長は「まずは、家庭と子どもの論議から。学校を通じて子ども達の動向・希望等を把握する」と答弁しました。

 介護保険の問題

 敦賀市では、介護保険基金を、昨年と今年で約一億円積み立てています。
 「この基金を利用して、この春から保険料、利用料を減免すべき」と質問しました。
 市長は「次期事業計画の中で前向きに検討する」と答弁しました。

 原発増設と安全性

 日本原電3・4号機の増設について「日本原電が実施した活断層の調査などすべてのデーターを入手し、市として安全を確認すべき。また、データを市民に公表すべき」と質問しました。
 市長は「十分な耐震設計とうかがっている。データを見てもわからない」と、答弁しました。

私の新年度予算案に対する反対討論は次の通りです。

 原発依存の財政から健全財政へ転換を!

 日本共産党議員団を代表して私が、新年度予算案に対し「原発依存の財政を改めるべき」という立場で反対討論に立ちました。

 新年度予算は、私たち日本共産党議員団が、市民団体と共に要望してきた小中学校への図書館司書の配置のほか、相談窓口設置など男女共同参画の推進、一人暮らしや障害者の雪下ろし支援、コミュニティーバスの運行拡大等々たいへん評価できるものもあります。
 しかし、従来のハコモノに加え、看護専門学校、健康管理センター、公民館、図書館、児童館などの人件費に、原発関係の補助金、交付金(約三十五億円)が財源として使われるなど、ますます原発に依存する形になっています。
 新年度予算で電力三社からの固定資産税が一億円減収になるなど、今後、原発からの税収や交付金は減少していくため、原発に依存しない健全財政を確立すべきです。・・・・(抜粋)

編集後記

●前回に続いて「自然閉会」となった敦賀市議会。「議員とは、議会とはどうあるべきか」改めて考えさせられました。
 議長を「やめろ」「やめない」で議会が空転する今のあり方は、市民不在の議会といっても過言ではありません。
 水戸黄門も、大岡越前もいない今は、裁きをくだすのは市民のみなさんです。さぁ、じっくりご見聞下さい!
●大阪ガスが、中池見湿地に予定していたLNG(液化天然ガス)基地の建設中止を発表しました。
 大阪ガスの取扱量の四分の一を占める関西電力が、独自でLNG基地を建設するため大阪ガスとの契約を打ち切ることになった。また、三菱重工など大手数社が、大阪ガスから関西電力に契約を変える。そのため、大阪ガスは需要が減り、中池見に基地建設をする必要がなくなったとのこと。
 あと地をどうするか?保全エリアは?鞠山に建設中の埠頭は?大阪ガスが半分建設費用を負担することになっていた中郷浄水場は?等々問題は山積みですが、とりあえず中止の決定が、中池見を完全に破壊してからでなくて本当に良かったと思います。
 世界に類のない十万年前の泥炭層が残り、絶滅危惧種に指定された二十一種類の動植物が生息する中池見湿地は、昨年、環境省から「日本の重要湿地」に選ばれました。
 この貴重な自然の宝庫である中池見を、行政が管理し、「自然の博物館」にしてはどうでしょうか。
ゲンゴロウが、六十九種のトンボが、みなさんを待っています!