平成13年12月議会

私の一般質問・・・1、子ども施策について
         
2、介護保険について
         3、原子力防災・ヨウ素剤について

敦賀市議会で初めての「自然閉会」で議案が廃案に!

 十二月議会は、敦賀市議会初の「自然閉会」で終了しました。

「議長不信任」そして休憩‥‥

 原因は「議長」の争いです。
 最終日の本会議において、議事進行中、最大会派が「議長不信任案」を提出し、採択したあと休憩に入ってしまいました。 
 私たちは何度も議会を再開するよう申し入れましたが、過半数を超える議員が「議長が辞任しない限り議会は再開しない」という姿勢をとり続け、会期延長をせず夜中の十二時をすぎてしまい「自然閉会」となりました。

補正予算案が「廃案」に!

 それまで各常任委員会に付託され、審議されていた補正予算案などの議案が、本会議で採択されずに閉会したため「審議未了」で「廃案」となってしまいました。
 本来、補正予算案が議会で採択されないと市は事業を行えないのですが、今回「市長の専決」で行い、議会には事後承諾になります。

陳情の採択も「なかったこと」

 また、文教民生委員会で採択された「乳幼児医療費無料化」を国へ求める陳情や、環境保全対策特別委員会で全会一致で採択された樫曲のゴミ問題の県への意見書も、同様に「なかったこと」にされてしまいました。

はやく議会の正常化を!

 議会は、市民のためのものです。議案を人質に議長争いをし、議会をストップさせてしまうなんて許せません。市民に責任を負う立場として、一日も早い議会の正常化を願ってやみません。

私の一般質問

子ども施策について

 今年の春から、学校が毎週土曜日休みになります。
 教育長は五日制の対策として「子どもたちの趣向を調査し、スポーツ少年団などいろいろな団体に協力をお願いする」「敦賀の教育を考える市民協議会を立ち上げていくなかで、子どもセンターの事業など対応を考えていきたい」と答弁しました。
 私は「子どもたちの居場所であり、豊かな発達を保障する場となる児童館、児童青少年センター、学童保育の増設」を要望しました。
 そのほか、子どもに関するすべての施策に「子どもの権利条約」をいかすよう要望しました。

介護保険について

 昨年八月の調査によると、全国の自治体の約一割が保険料の減免、約二割が利用料の減免を実施、または計画しています。
 そこで、敦賀市においても介護保険の保険料・利用料の減免を実施するよう要望しました。
 市長は「次期介護保険事業計画を十四年度中に策定する。その中で、利用者の実態調査と保険料の収納状況を見きわめて検討する」と答弁しました。

 ふれあいサロン事業は、介護予防のため大切な役割を果たしています。
 それぞれの地域に、いつでも気楽に集まれる常設のサロン、街角ディハウスを要望しました。
 市長は「現在実施しているふれあいサロン事業を全市的に拡大し、実施回数も増やす」と答弁しました。

原子力防災・ヨウ素剤について 

 現在、ヨウ素剤は二州健康福祉センター(保健所)に保管され、大きな事故が起きると、県の職員が避難所に配布し、医師の指示で飲ませることになっています。
 「市独自でヨウ素剤を家庭や保育園、学校など身近なところ、また避難所にも重複配備すべき」と質問しました。
 市長は「十分検討する」と答弁しました。
 「副作用が出る体質かどうか医師の判断が必要なら、学校や市、各事業所などの健康診断に甲状腺についての項目を追加し、前もって診断しておくべき」と要望しました。

編集後記

●議会の最終日、午前中に休会になったきり「議長をおりろ」「おりない」とどこかでもめている間中、議長の交代劇に加わっていない私たちは「いつになったら議会が再開されるのか」さっぱりわからない状態で待たされ、とうとう夜中の十二時になり「自然閉会」に!
 数の力の横暴をつくづく感じた議会でした。
●敦賀市の原子力防災計画に、今議会で私が取り上げた要望が反映され「ヨウ素剤の市独自の配備」「健康診断でヨウ素剤の反応検査を行う場合の支援」等が追加されました。これからも市民の命と安全を守るためにがんばります。
●市会議員をさせていただいて、三年がたとうとしています。
 先日、某市関係者から「山本議員は、議場では女に見えない。にくったらしく感じる」と、おほめ(?)の言葉をいただきました。
 これからの残り一年、さらに磨きをかけるべくがんばります!