平成13年6月議会

私の一般質問・・・1、不況対策について
         2、放課後児童対策について
         3、文化施設の有効利用について
         4、原子力発電所の安全性について

 大阪の小学校で起きた児童殺傷事件をうけ、議会最終日に急きょ「防犯対策事業費」として市内の幼稚園や小中学校にインターホン、ドアホン、保育園に警報ブザーをつける予算が計上されました。

議会放映いつになるの?

 議会最終日、各常任委員会に付託された請願・陳情の報告と、採決が行われました。
 総務常任委員会に付託された「敦賀市議会の放映等を求める請願」を「賛成多数で採択すべきものと決しました」と委員長が報告。
 ところが「議会でも前向きに進めている」などと異議をとなえる議員が質問にたち、その後の委員長報告に対する採決で「賛成」「反対」が同数になり、議長の裁量で「不採択」となってしまいました。
 議会放映(RCN)については、これまで議会の中で「検討委員会」をつくり進めていましたが、放映に慎重な議員が多く四年間中断していました。日本共産党は「議会放映のため検討委員会を再開すべき」と求めていましたが、全会一致とならず、会議が開かれていませんでした。
 請願の採決の結果は「不採択」でしたが、この請願がきっかけとなり議会放映検討委員会を再開することが、各派代表者会議で確認されたとのこと。(だったら、なぜ請願を採択しないのか不思議?)
 一日も早く、議会が放映されるようがんばります。 

水を守る陳情いつまで「継続審議」?

 前回から環境保全対策特別委員会に付託され「継続審議」となっている陳情「樫曲の廃棄物最終処分場について、住民の不安を解消するため・・・」(自然と環境を守る敦賀市民の会)が、またもや「継続審議」となりました。
 ゴミの撤去や護岸からの汚水対策など、書かれている内容は多くの市民の願いであり、すでにこの間に県や業者が実施を始めたものもあります。
 二十五日の特別委員会で私は「急がれる問題。議会として早く採択すべき」と迫りましたが、他の会派より「違法に持ち込まれたゴミの量が定かでない」など意見が出され、採択の結果、「賛成」「継続審議」が四対四で同数。委員長の判断により「継続審議」となってしまいました。
たいへん残念でしたが、これからも、命の水を守るためがんばります!

私の一般質問の概要

中小業者を守って!・・・不況対策について

長引く不況の影響でサラ金や商工ローンの被害に遭い、倒産する商工業者が増えていますが、小泉内閣が進めようとしている「構造改革」によって、倒産、失業がこれまでの十倍から十六倍になると言われています。
 「市が行っている中小企業経営安定資金貸付制度の窓口を、銀行でなく市にして利用しやすいようにすべき」と要望しました。
 産業経済部長は「市が窓口になるのは難しい。銀行に丁寧な窓口業務を行うよう指導していきたい」と答弁。
 最後に「直接市民のところへ足を運び、中小零細企業の状況や銀行の貸し渋りの実態などをつかむべき」と強く要望しました。

学童保育の増設を!・・・放課後児童対策について

 一九九八年に学童保育が法制化され、三年が経ちました。
 「市内の小学校低学年の保護者、幼稚園、保育園の保護者を対象にアンケートを実施し、学童保育を必要とする地域を優先とした増設計画を立てるべき」と要望しました。
 市長は「アンケートもあわせ実施を検討していきたい」と答弁しました。

市民文化センターを文化の拠点に!・・・文化施設の有効利用について

 敦賀は、文化の谷間と言われています。
 敦賀市の文化の拠点として、市民文化センターが積極的役割を果たすことが求められています。 
 「登録制による低料金化、練習料金の設定など、市民が気軽に利用できるようにすべき」「利用者の声を聞いて施設の改修を」など要望しました。

ほんとうに大丈夫?・・・原子力発電所の安全性について

 世界では、あいつぐ事故や高コストなど技術が確立されず高速増殖炉を断念。また、放射能が大量に放出されるような過酷事故を防ぐことができないため軽水炉の道も断念せざるを得なくなりました。
 ところが日本では、「もんじゅ」の事故などにより高速増殖炉が実証炉となる見通しが立たなくなったにもかかわらず、政府は「長期計画」で原発を基幹エネルギーと位置づけ、充分な過酷事故対策をとらないまま、軽水炉の増設計画を変えようとしていません。
 「住民の命を預かる立場である市長は、このことについてどのように考えるのか」と市長の姿勢を問いました。
 市長は「増設は長期計画によるもので、安全が大前提」と答弁。
これからも、市民の安全を守るため監視役としてがんばります。

議会を終えて

 議会最終日は、何が起こるかわからないのが常です。
 今回も、本会議前に行われた各派代表者会議、議会運営委員会が長時間にわたり、午後一時にようやく本会議が開会されました。
 十時に始まる予定だったため、早くから傍聴に来られた方は、何がどうなっているかわからず開会まで待たされ、中には体調をくずされた方も。
 さて、総務常任委員長の報告に「反対多数」で議会放映をもとめる請願が不採択になったことにより、総務常任委員長が辞任。
 後任がなかなか決まらず、結果、敦賀市議会始まって以来初めて日本共産党(河内猛議員団長)が委員長に就任しました。びっくりです!
 そのほか最大会派から数人が脱退し新会派を結成するなど、私たちには予期せぬできごとが次々と起こりました。
 今後の敦賀市議会、ますますおもしろくなりそうです。